いのちだいじに

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【読書】『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』のワークをやってみる

こんにちは、すらりんです。
「自分の”やりたいこと”とは何なのか?」日々自問自答しながら、仕事探しをする日々です。

そんな中、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本に出会い、たくさんのワークに取り組んで、わたしも「やりたいこと」に出会えたのでまとめます。

ほかの「適職」関連の本とは比にならないくらい、
自分探し"完成版"の書籍だと思いました!

www.kinokuniya.co.jp

 

 

【公式】好きなこと×得意なこと×大事なこと=「やりたいこと」

やりたいことを見つけるには公式があって、

  • 大事なこと(価値観)
  • 好きなこと(情熱)
  • 得意なこと(才能)

この3つが揃ったときに、「やりたいこと」が見つかるそうです。

ワークに取り組む順番

「やりたいこと」探しを終わらせるための順番は、以下の通りです。

  1. 「大事なこと(価値観)」を見つけて、
    何のために働くのか?という仕事の目的を決める
  2. 「得意なこと(才能)」を見つけて、
    自分の得意なことを使えば仕事にできる、という自信をつける
  3. 「好きなこと(情熱)」を見つける

やりたいことが決まったら、最後に実現するための「手段」を決めます。
実現手段は一番最後に考えるべきなんだそうです。
実現手段を最初に考えてしまうのは、"旅行先の目的地が決まっていないのに、飛行機で行こうか、電車で行こうか、と考えているのと全く同じ"とのこと。

 

大事なこと(価値観)を見つけよう

大事なことを見つける5つの質問

尊敬する人は?その人のどんなところがすごいと思う?

保育士の親友。大変な仕事なのに、日々、苦労を苦労と思わず楽しく仕事をしているところ。ポジティブに物事をとらえ、行動力があるところ。
→尊敬している人は、あなたの価値観を反映している人。

 

子供のころにあった、今の自分に一番大きな影響を与えている出来事や経験は?

学生のころの担任の先生。
当時、親の勧めで全然入りたくなかった運動部に入り、やっぱり全然合わなくて悩んでいた。そんな中、先生だけが部活を辞める後押しをしてくれた。
「自分に合わない環境からは逃げてよい」と学んだきっかけになった。
→価値観の根本は、幼いころの経験で作られている。

 

今の社会には何が足りないと思うか?

労働時間の多さから、家族と過ごす時間が足りない人が多いこと。
ゆとりや余裕、安心感が足りていない。
また、「ふつう」というレールから外れた人に対する多様性。
→理想と現実の差を埋めるのがあなたの「やりたいこと」。

 

(近い関係の人に聞いてみる)人生で何を大切にしていそうか?

人の考えていることをよく察知できるから、
他人の立場になって考えることを大事にしている。
・・・と、よく言われます。

 

自分のこどもや、他人に助言するときに、一番伝えたいことと伝えたくないことは?

伝えたいこと:

  • つらいときには無理しないほうがいい
  • 1つの会社だけに縛られない生き方のほうがいい
  • 心身の健康が第一
  • 仕事はなるべく効率化してラクするといい

伝えたくないこと:

  • いまは我慢して努力すべきだ
  • 新卒の会社は3年は働くべき
  • 若いころの苦労は買ってでもするべきだ

まとめると、
「安心」「自立」「心身の健康」「効率」が共通のキーワードな気がします。

 

自分にとっての「仕事の目的」を考える

「無意識のうちに周りに与えようとした影響」が、仕事の目的になります。
「価値を提供しようとしたこと」を10個挙げてみましょう。

  • マクロを作ってExcel作業を楽にしてあげた
  • 問い合わせ対応で相手にわかりやすく説明した
  • 初めて業務にあたる人でもわかりやすい、業務マニュアルを作成した

10個挙げるの難しい…!

皆がありのままの自分で安心して仕事や人生を送れるように、
コツコツとした仕事を積み重ねていくのが好きなのかもしれないです。

 

得意なこと(才能)を見つけよう

得意なことを見つける5つの質問

これまでの人生で充実していた体験は?

このブログを書いているとき!
これまで、悩んでいることは頭の中で悶々と考えまくっていて、頭の中が常にぐるぐるしている状態でした。
自分の気持ちをアウトプットして、コンテンツとして積み重なっていき、それを誰かが読んでくれるのが嬉しいです。
元々RPGゲームのレベル上げ作業が好きなので、それに似ているなと感じます。
→やると充実感が得られるのが「得意なこと」で、やると疲労感が募るのが「苦手なこと」。

 

最近イラッとしたことは?

人の気持ちを全然考えようとしない人にイラっとする。
→他人に対してイラッとすることは、自分がいつも当たり前にやっている「得意なこと」でもある。

 

(近い関係の人に聞いてみる)自分の長所は?

人の気持ちを自然に考えられる。察する力が強い。
目標に向かってコツコツと努力し続けられる。
・・・とよく言ってもらえます。

 

明日仕事を辞めたとして、もっとやりたかったと思うのはどの部分?

辞めてる人は前職について考えてください、とのこと(笑)
ヘルプデスクは死ぬほど辛かったけど、資料作成やExcelに向き合っているときは楽しかったです。

 

これまでの人生で成果が出たことは何?

仕事で言うと、全社員に向けた研修ツールを作ったこと。

モチベーションになったのは、「イラストや図をどう入れようかな」といったデザインを考えるのが楽しかったこと。相手の視点を考えた資料作成が好きだったのです。
(夢中になりすぎて、完成度を高めようとギリギリまで粘りすぎたのは反省点ですが…)

長所をまとめた「自分の取扱説明書」をつくる

これまでに見つかった長所をまとめて、最低10個リストアップします。

手作業で時間がかかる作業を効率化する
2 相手の立場になって物事を考える
3 見る人のニーズに合わせた資料をつくる
4 目標のために、コツコツと小さな作業を積み重ねる
5 感情的ではなく、論理的に物事を考える
6 狭くて深い人間関係を構築する
7 情報を整理して資料化する
8 文章をアウトプットする
9 新しいことを学び続けられる
10 人に見えないところでも努力できる

 

 

「好きなこと(情熱)」を見つけよう

好きなことを見つける5つの質問

今お金を払ってでも勉強したい、体験したいことは?
  • Excelのスキル
  • ブログ運営に関する勉強
  • 自分に合うファッション、メイク

 

本棚にはどんなジャンルの本がある?

がんばらない系の心理学・エッセイの本。
おうち漢方やストレッチなど簡単にできる健康の本。
→興味のある本は、これから仕事として関わるとよい、自分の好きな分野。

 

これに出会えて「よかった!」「救われた!」と思える分野・ジャンル・モノは?
  • 現実逃避できてコツコツできる箱庭ゲーム。(どうぶつの森など)
  • 『あやうく一生懸命生きるところだった』という書籍。
    心のセルフケアな感じが好き。

www.kinokuniya.co.jp

 

これまで生きてきた中で「お礼を言いたい仕事・人」は?

ありのままの自分でいいんだよ~!と言ってくれる、いまのパートナー、友人たち。
働くことや生き方の選択肢が、案外幅広いことを教えてくれる人にはかなり助かっています。

 

これまでの人生で、世の中に対する怒りを感じたことは何?

ブラック企業での長時間労働、狂った研修、クレーム対応など、働くことの辛さが異常なこと。

労働ってつらすぎるよね!

 

「将来のためになる」を捨てることが大事

結構これが自分のなかで一番しっくりきたんですが、「将来のためになること」よりも「やりたいこと」に本気で向き合うように、ということでした。

わたし自身を振り返ってみると、キャリアのためとか、将来のためになるからと、今を犠牲にするような無理な働き方を選んで、心身の調子を壊すパターンが多かったのです。

 

好き×得意を掛け合わせてみよう

これまで挙げた好き・得意を、自由にいろいろ掛け合わせてみます。

「仕事の目的」フィルターで絞りこむ

上の表をさらに「仕事の目的」で絞り、「仕事でやるべきこと」と「趣味の範囲でいいこと」を分けます。

 

わたしの例で言うと「ありのままで安心して仕事や人生を送ること」が仕事の目的、と先述しました。

これで、上の表の「やりたいこと」を絞ると・・・

なんとなく、仕事でのやりたいことが見えてきました。

  • 「セルフケアのブログを運営する」

最近思いついて当ブログを始めてみたのですが、とても楽しいですし、
自分のやりたいことにも合致していたようです!
ゆくゆくはブログが副業と言えるくらい、コツコツとやっていければと思います!

  • 「一対一の関係でセルフケアを伝える」

ここまでにはまだ到達しなさそうですが、
相談を受けることは好きだし、いずれそうなるといいな。

  • 「ニーズに合わせた資料作成」

前職で社内SEをしていたときに評価されていたことです。
そんな大それたことではないのですが、逆に「ニーズに合わせた資料作成」が苦手なんです…って人もいると思うし、自信を持ってみようかな…!
次の仕事探しではこちらを軸に探してみようと思います。

 

ワークを通しての感想

これまでSEをやってきてプログラミングをしたりしてきましたが、

動くものを作るのが楽しい!
どうやって動いているのか気になって仕方がない!

というよりは、

使う人にとって分かりやすいものを作りたい!
メンテナンスしやすい、読みやすいコードを書きたい!

という動機で、「相手のことを考える」要素が強かったことに気づきました。

わたしの得意な「相手のことを考えて」物事を進めることは、プログラマーにとって求められているものではなく、ミスマッチが生じていたのですね。

実際、相手の思っていることを考えられる人があまりいない職種(入れば分かる…。)なので、周りとの人間関係が上手くいかないのも納得です。

今後の職探しの参考にしていきます!

定期的にワークをやり直してみて、自分と向き合う時間をとるのもいいですね!